「スクーバダイビングの器材は買わないとダメ??」
これからダイビングを趣味にしていこうという方には、とても気になるところではないでしょうか?
ダイビングの器材は買わないとできないのでしょうか?
・・・いいえ。レンタル器材もあります。
ダイビングスクールやダイビングショップでは、各サイズ豊富にレンタルを取り揃えているところも多いようです。
ですがもちろん、特にスーツなどはサイズに限りはありますから、不安な方は事前に問い合わせてみることをおススメします。
スクーバダイビングは、器材を買わないと始められない趣味ではありません。気軽に試してみたい方は、レンタル器材で体験ダイビングから始めてみるのもいいと思います。
自分に合う器材を使うメリット
ダイビング器材は安いものではありません。
では、なぜ自分の器材をもってダイビングを趣味にしている人が多いのでしょうか?国内だけではなく、海外にも自分の器材をもってダイビング旅行に行く人も多いのです。
スクーバダイビングは、水の中という特殊な環境下で行うスポーツです。100%、自分の命をダイビングの器材に依存して行う遊びになります。
「レンタル器材が危険」なのではありません。
自分の体に合わない器材を使うことでリスクが高くなってしまうのです。どうしても、すべてがフィットしていて、快適に使えるもので毎回ダイビングできるわけではありません。操作性も毎回変わってしまいますしね。
寒さや、圧迫感、呼吸のしやすさ、バランスのとりやすなどなど、合わない器材を使うことによって感じてしまう、小さなストレスからダイビングを楽しむことができなくなったり、トラブルの原因になってしまう場合もあるのです。
ダイビング器材の良くある質問
◆何からそろえたらいいですか?
→視力の悪い方は、度付きマスクがあると良いです。保温性の高い自分のスーツを持つこともおすすめします。
◆はじめからそろえる人はいますか?
→意外とライセンス取得の時からそろえられる方も多くいます。約3割くらいの方がすべての器材をそろえてから始められています。さらには6割以上の方が自分のスーツをそろえてから始めています。
◆どのタイミングでそろえる人が多いですか?
→理想はプール講習の前。初めから自分の器材をつかえたほうが上達も早いのです。ただ、欲しくなるタイミングは人それぞれ。ほしくなったタイミングでインストラクターに相談してみてはいかがでしょうか。
◆すごい高いですよね‥??
→安くはありません。ですが、ダイビング器材は大切に使っていただければ、10年、20年使っていただけます。基本的にはあまり買い替えがないのです。毎回ダイビングに遊びに行くときにもレンタル代がかかりますから、それと同じくらいの出費で考えて分割で買われる方のほうが多いです。
「せっかく買ったけど、海に行くお金が無くなってしまった・・」とならないように無理なくそろえられる方法を考えましょう。
◆手入れが面倒じゃないですか?
→海で使用後に洗って帰れますので、面倒ではないです。家に帰ってからはあまりすることはありません。
もともと丈夫にできていますし、インストラクターにしっかり保管方法などを教えてもらいましょう。
ダイビングインストラクターが考える器材とは
ダイビングインストラクターが器材を販売するということは、一般の商品における小売販売のように、店頭で販売行為が完結する訳ではありません。
実際に販売した器材を使っているお客様と一緒に潜ることで、その使用具合を見、操作方法などを指導し、間違いなくその人の適性や、体格などにマッチしているということを確認するまで販売責任が継続していると考えているのです。
ただ、買ってほしいというわけではないのです。
そういう意味では安全、そして命に直結するダイビング器材の製作の理想はインストラクター自身が製作に関わる事。ダイビングメーカーさんとの強い連携で、発案から実際の製作段階にまで深く関わり、安全を最優先とした器材作りに携わっています。
いかがでしょうか?ダイビング器材について知っていただけましたか?
最後に、、ダイビング器材は命を預ける大切なものです。安易にネットなどで買うことはやめましょう。
せっかく買っても、体に合わず、快適でないものでしたら意味ありませんから。レンタルのほうがよっぽどいいです。
専門知識のあるプロのインストラクターに納得いくものを選んでもらいましょう!