東京、竹芝桟橋から高速船で1時間45分(なんと・・熱海からなら40分!)も乗るとあっという間に伊豆大島に到着!

そんな身近だったっけ?そんなに近いの??!と驚かれる方も多いと思いますが。関東在住のダイバーなら、一度は伊豆大島への旅行を企画した事があるかもしれませんね?!

そんな伊豆大島でのダイビング事情をまとめてみました!

伊豆大島ってどんなとこ??

もちろん一言では語り尽くせませんが、陸上の観光も見どころ盛りだくさんです!
日本唯一の砂漠という名の真っ黒な「裏砂漠」、巨大「バームクーヘン」、大島産の野菜や大島牛乳を販売している「ぶらっとハウス」、天然温泉施設・・などなど。

陸観光だけの旅行でも充分楽しめる島だという事はいえますね。

面積は約90㎢で伊豆諸島で最大の島です。
大島は海底からそびえる活火山(伊豆大島火山)の陸上部分で、標高758mの三原山は山頂のカルデラ内にできた中央火口丘にあたります。2007年に日本の地質百選に選定され、さらに2010年には関東ではじめての日本ジオパークに認定されています。大勢の観光客が気軽に訪れては、海底火山から生まれた大自然に癒される旅を満喫しています。

・・・実は大島は海底火山からそびえる活火山の陸上部分なのです!相模湾の真ん中に出来た火山の頭がちょこっと出てるって事ですね。そりゃ島の周りの地形も特異な感じですよね・・・。

伊豆大島人気ポイント!

先ほども紹介した通り、伊豆大島は海底300~400mからそびえたつ火山の島であり、沖は一気に落ちるドロップオフとなっています。そのため、ダイナミックな地形が楽しめ、魚影が濃い!!そして、黒潮の恩恵を受けた海は透明度がいい!

大島のポイントはメインはビーチポイントとなっています。フィッシュウォッチングや水中写真に最適なポインが多いのが特徴です。

秋の浜
伊豆大島人気No.1ポイントはやはり秋の浜でしょう!!大島ツアーリピーターからの支持が抜群に高い!

エントリーしてすぐの岩場、沖の真っ白な砂地、切り立った壁や大きな根・・などなど、さまざまな環境があるため、たくさんの種類の生物を観察できるのが特徴!・・憧れの超大物のニタリ(しっぽが長~いサメ)にも会えちゃうかも?! また、ポイント自体が広大なので、いくつものコース取りが可能。そのため何度来ても、何度潜っても飽きないポイントです。

野田浜
伊豆大島では、海岸や海底にも特徴のある溶岩の地形がみられます。陸だけでなく、海の中でも、溶岩が生み出す不思議な光景は続いています。水中には人が通ることができるくらいの大きな溶岩アーチがあり、たくさんの魚が群れを作っています。世界でも珍しい水中のジオサイト!

ケイカイ
複雑に根が入り組んでいる迷路のような地形が特徴。
マクロから大物まで観察でき、ウミガメ遭遇率も高い!!たまに大型のサメなんかも・・・探検気分でダイビングを楽しめます。

王の浜
ダイナミックダイビングを楽しめるのが「王の浜」。
沖に出ると大きな根があり、なんと大きなテーブルサンゴの群生もみられます!
季節来遊魚やマツカサウオの大群で知られ、マグロやカンパチなど大型回遊魚も狙えます。
ただし、水中の移動距離が長いので中上級者むけかも。しっかりスキルアップして行ってみましょう!

沖縄にも負けない青い海、ダイナミックな地形やたくさんの生き物をみせてくれる、「近場のリゾート伊豆大島」満足する事間違いなしです!