ジオパーク

ジオパークとは、「地球・大地(ジオ:Geo)」と「公園(パーク:Park)」とを組み合わせた言葉で、「大地の公園」を意味し、地球(ジオ)を学び、丸ごと楽しむことができる場所をいいます。
世界的に見ても非常に珍しく貴重な成り立ちをしている伊豆半島。「伊豆半島ジオパーク」は2012年に日本ジオパーク認定されました。
そして、なんと・・2018年4月にユネスコ世界ジオパークに認定されました!

雄大な自然を知る

伊豆半島は海からせり出てきた島!約4,000年前から繰り返される噴火活動と流れ出た溶岩でできた伊豆半島。伊豆海洋公園のようなビーチポイントでも-5mほどから-20mまで一気に下るような地形があるように、伊豆半島の周りには独特の地形が広がっています。
富戸から八幡野までには「自然研究路」というトレッキングコースがあります。
陸上の雄大な自然を知るとまた一味違った水中の景色が見えてくる!?

柱状節理

六角形・五角形にびっしりと並んだ柱状節理です。約4,000年前の噴火で流れ出た溶岩がゆっくり冷え固まってできたこの地形は世界中にも似たような観光地がありますが、伊豆半島も指折りの立派なものです。
その景観は水中にまでおよびます。
東伊豆・富戸の沖にあるボートポイント・ソウリ島では水中で高さ約15mにもなる根全体に、溶岩が流れるような流線形の形を残したままの岸壁が見られるのです。

「ポットホール」もなんとも不思議!これが人工的なものではないなんて驚きですよね?
このポットホールは伊東市指定天然記念物です。

海の中だけではなく、陸上の成り立ちを知ると伊豆半島が特別なところに思えてきますね。
日帰り圏内にこのようなところがある、関東のダイバーは幸せだといえます。
ぜひ、次回のダイビングではいつもと違ったことろにも注目してみてください!