子供でもスクーバダイビングはできるのか!?

各指導団体によっては子供のダイビング認定条件が異なりますので、ここでは世界で一番ダイバー認定数の多いPADIの内容でご紹介していきます。

「PADIとは?」の記事はコチラ

世界で最も古い歴史を持つダイビング指導団体のPADIでは、成長期の身体的な理由などから「ダイバー認定は10歳以上~」と定めています。

15歳未満のダイバーはPADIジュニア・ダイバー認定を取得することができます。
講習内容やスキルの達成度合は成人と同じ条件での認定となりますが、ジュニア・ダイバー認定カードには年齢による制限が記載されています。

◇10歳~11歳のジュニア・ダイバー

・最大水深12mまで
・親・保護者またはPADIプロフェッショナルと一緒に潜ることが条件

◇12歳~14歳のジュニア・ダイバー

・最大水深18mまで
・成人の認定ダイバーと一緒

つまり子供だけ・子供同士でのダイビングは出来ないという事ですね。

お子さんの集中力や安全面を考えれば、当然かもしれませんね。

 

ジュニアダイバーじゃなくなるのはいつ?

ジュニア・ダイバー認定を受けたダイバーは15歳以上になると成人のダイバー認定へアップグレードできます。

方法は2つ

その1 同一ランクの成人認定へアップグレード

・PADIジュニア・スクーバダイバー → PADIスクーバダイバー

・PADIジュニア・オープンウォーターダイバー → PADIオープンウォーターダイバー

・PADIジュニア・アドベンチャーダイバー → PADIアドベンチャーダイバー

・PADIジュニア・アドバンスダイバー → PADIアドバンスド ダイバー

・PADIジュニア・レスキューダイバー → PADIレスキューダイバー

※PADIショップにて申請書に必要事項を記入し、顔写真を一緒に提出して申請できます。
その際はカードを改めて作成しますのでカード申請料も必要になります。

改めて海洋実習の受講が必要ではないので、次のランクへアップデートする際に通常のカードに変更すればいいとも言えます。

その2 次ランクへのアップデート講習を受け、成人ダイバーの認定を受ける

ジュニア・オープンウォーターの認定を受けていれば、15歳以上で成人のアドバンスコースが受講出来ます。
受講後成人ダイバーの認定としてCカードの申請をします。

※参加前条件やコース内容はPADIショップへお問い合わせ下さい

 

ダイバーの認定カードに有効期限はなく、ジュニアダイバーの認定があれば、15歳になるといつでも同一ランクの成人ダイバーへとアップグレードできます。

ただし、前回のダイビングからブランクがあるなどの場合は「スクーバリビュープログラム」を受け、ダイビングの復習をしてから楽しまれるのがおススメです。