ダイビングをやってみたいと思ったら選択肢は2つあります。ひとつは体験ダイビングです。特に海外や沖縄などへ旅行に行った時に、ずっと興味があったダイビングに挑戦してみるのには良い機会です。
大体、半日位のスケジュールで行われることが多く、水着だけ持参すればちょっとしたレッスンだけで海の中をのぞくことが出来ます。

そして、もうひとつがライセンスを取得してダイバーとしてデビューする方法です。
ダイビングライセンスには運転免許証の様な期限はありませんから、一度取得してしまえば一生有効な資格となり、日本国内だけでなく、世界中の海でスキューバダイビングが楽しめる様になります。

体験ダイビングと認定ダイバーの違い

体験ダイビングは、海の中をのぞいてみるのに最低限のレッスンを行い、器材の操作などはインストラクターが付きっきりでやってくれます。(通常は、インストラクターが腕や器材の一部をつかんで引っ張るイメージです)
ですから、何度やっても資格が取れるものではなく、毎回同じように基本レッスンを受ける必要があります。
また、潜る深さも3~5m程度の浅場で時間も20~30分程度が一般的です。

一方、ダイビングライセンスを取得した認定ダイバーは、自立したダイバーとして自分で器材の操作も行い、自由に水中を泳ぎ回ることが出来ます。ダイビングと言われて、頭の中に浮かぶイメージはやはり認定ダイバーの方でしょう。

真っ白な砂地の上を自由に泳いだり、歴史を感じさせる沈没船を見たりという楽しみは、ダイビングライセンスを取得した人ならではの楽しみです。
たまに、何度も体験ダイビングをしているプロの体験ダイバー(?)もいらっしゃいますが、本当に「もったいない!」。ぜひ、ライセンスを取得して、まるで空を飛んでいるような水中世界を楽しんでください。