実のところドライスーツって、どんなものかわからない!
「どんなものがあるの?」、「どうして着るの?」、「どんなふうに作るの?」そんな疑問にお答えしちゃいます!

ダイビングに専用のスーツが必要な理由

スーツは何のために着るの?
1.体の保温のため

水は空気よりも熱を奪いやすい性質のため、水の中では私達の体は陸上にいる時と比べて20倍も早く冷えてしまいます。
だからダイビングの時、カラダを保温するためのスーツを着ることになります。

2.体の保護のため

水の中には、触れると危険な生物や表面がザラザラとした岩肌などもあります。特に体のコントロールが上手にとれない時などは、危険性のあるものに触れてしまう可能性も高くなります。
そんな環境から身を守るためにも、スーツを着ることは重要なのです。

ドライスーツって何だ?

1.完全防水使用!

首、手首とも密着度の高いシール素材で、
ファスナーに防水ファスナーを使用。ブーツも
スーツと一体型なのでスーツ内に水が浸入することも無く、ダイバーの体を濡らさない。本当に便利で画期的な優れものなのです。
※ドライスーツの下は服を着ます。中に着るものはドライ専用のインナーがおススメです。

2.空気の層で保温する

ドライスーツは、シリンダーから空気をスーツ内に取り入れ、(バルブがスーツに付いている)体とスーツの間に出来た空気の層で保温をしてくれます。また、中に着るインナーやドライスーツ自体の素材によっても保温力を高めることも出来ます。

ドライスーツの選び方

STEP:1 デザインを決める

STEP:2 色を決める

STEP:3 採寸
オンリーワン&ジャストワンのフルオーダースーツで快適!

ドライスーツのフィット性

フルオーダーとセミオーダーの違いって?

フルオーダー

 

ドライスーツを作る時には、なんと男性で33ヶ所、女性で36ヶ所も採寸します。
ドライスーツは自分とスーツの間に空気の層を作り、高い保温性を保ちます。
このため、ドライスーツは適度なゆとりがあると共に、首・手首が体にぴったり合うものが快適なダイビングにつながります。
あまりゆとりがありすぎると、空気が溜まりすぎて運動性を妨げ、浮力の計算が難しくなるうえ、防水シール部がゆるくなるので要注意です。
かといって、きつ過ぎるものも、運動性・保温性の面であまり好ましくはありません。
※人の体型は千差万別です。本当の快適さ(着やすさと動きやすさ)、保温性を考えたら、やっぱりスーツはオーダーメイド!

セミオーダー(既製サイズ)

あらかじめ各メーカーが既定した、ごく一般的な体型をもとにしているスーツで、S/M/L等といった区分けの為、比較的限られた体型パターンになってしまいます。
ドライスーツはウエットスーツと比べて、浮力の調整をBCDジャケットに加え、胸元の給気バルブと二の腕の排気バルブの操作も必要になります。体にフィットしているフルオーダーのスーツの方がコントロールしやすくなります。

なぜ、ドライスーツは良いのか?

一年中でも着れちゃうドライスーツ!はたして、そのメリットは?
1.体が濡れないので、冬に水着にならなくて良い!
2.水深や水温に関係なく暖かい!
3.エキジット後の疲労感が少ない!
4.体の冷えを防止できる!
5.ダイビングにかかる準備時間を短縮できる!

※1年で使用できる期間が長いのも魅力的!

スーツの価格は生地で決まる!

ドライスーツの価格の差は、デザイン性や選ぶことができる色のバリエーションの違いなどがありますが、大部分は「生地」の素材で決まるといっていいでしょう!
< ソフトラジアル >
色は黒のみ。タイヤのゴムのような表面で、保温力、耐久性が高い。固い分、動きづらさがある。

< グロッシーファイバー >
表面に光沢があり、カラーも豊富。デザインをカラフルにしたい人、動きやすさを重視する部分などに使われる。

< スタンダードジャージ >
全体的に艶消しのようなカラーで、生地の目があらく、ほかの生地よりも耐久性で劣る。

内生地の種類には、保温力が高いものや抗菌防臭効果があるものなどがあります。

ドライスーツ快適グッズ

1.専用インナー
ドライスーツ専用のインナースーツは、保温・軽量に優れているばかりでなく速乾性も考えて作られており、水中はもちろん、陸上でも快適に過ごせます!

2.ドライバッグ + 専用ハンガー
大切なドライスーツの保管と持ち運びに最適!

3.アンクルウウェイト
足先の浮力を抑え水中での体制をバランスよく維持します。

4.フード
米海軍のデータによると、水中での頭部からの体温放熱はナント30~40%という高い数値!

フード1枚で、ジャケット1枚分の保温力がプラスされてしまうのです!
5.ウィンターグローブ
手先もしっかり保温しよう!一度使うと手離せないです。

6.パウダー
手首の着脱がスムーズになり、ドライも長持ち!

7.ファスナー潤滑剤
ドライスーツの要であるファスナーの滑りを良くします。

8.スーツシャンプー
抗菌/消臭成分を配合、雑菌の繁殖を防ぎスーツにありがちな生乾き臭など嫌な臭いを取り除きます。

「ドライスーツ インナーのおすすめ!」はコチラ

一年中快適なダイビングを可能にするドライスーツ。
適した使用や保管をすれば、10年近く使用できるものになります。
価格や、保温性、デザインなどを考えて、お気に入りのスーツをつくってくださいね!