意外にもダイビングは海外旅行へ行った時にやるものと思っている方も多い様ですが、日本の海でもライセンスは取得できます。
それでは、海外や沖縄と伊豆などの近場の海での講習はそれぞれどの様な特徴があるのでしょうか?

まずは海外(グアム、サイパンやハワイ、オーストラリアなど)の場合、メリットはなんと言っても南の島のリゾート気分満点、あたたかい海でダイバーになれることでしょう。
旅行ついでにライセンスを取得できるのもメリットと言えます。
気を付けたいのは、やはり安全にも関わることですから日本語でしっかりと講習を受けて欲しいです。出来れば、学科講習・プール講習は日本のダイビングスクールで受けて、海洋実習のみ海外というのが理想的ですね。PADIのスクールならば、世界共通のカリキュラムなので途中から海外での受講も可能です。

そして沖縄。ひと言で沖縄と言っても様々な島があり、海も違った特徴を持っています。海外にダイビングに行くとよく「なんで日本人は沖縄があるのにわざわざ外国まで来るんだ?」と聞かれることがありますが、それだけ沖縄の海は素晴らしいです。もちろん日本語で講習を受けられますから安心ですが、日程を考えるとやはり学科~プール講習は受講をしてから沖縄へ行くのがおすすめです。
ちなにみ、海外・沖縄のプール講習は波のない浅場の海(限定水域)で行われるのがほとんどです。

近場の海(関東近辺の方なら伊豆や真鶴)での受講のメリットは、なんと言っても手軽に参加できることでしょう。日程もお仕事に合わせて組めますし、万が一体調や天候不良の場合も調整がやりやすいです。
実は、近場の海でダイビングライセンスを取得するメリットは手軽なだけではありません。Cカードを取得してからがダイビングライフの始まりですから、仕事帰りやお休みの日に気軽に通えるダイビングスクールがあることは、ダイビングを続ける上でとても大切です。同じ趣味の仲間がたくさん出来るのも魅力ですね。

海外や沖縄でダイバーになる場合に、一番心配なのは「ライセンスは取ったけれど、これからどうすれば良いの?」という人がとても多い事です。
学科やプールを近所のスクールで受けた方ならば戻る場所がありますが、そうでないと「ライセンスを持っているだけの人」になってしまいます。何年かに一度、旅行に行った時だけダイビングをするのでは、毎回不安だらけで楽しむことが出来ませんから、ぜひ行きつけのスクールを見つけてください。